2009年2月25日水曜日

2月もあと3日を残すのみ

 先週、今週と大阪に日帰りの出張が続き、ちょっと疲れている。完全な休日を2日間続けて取れば疲労も取れるのであろうが、ここのところ土日は仕事や連盟の行事で休めない。昨日は、ソフトバレーの練習日であったが、大阪から我が家に戻ったのは既に11時を回っていた。
 TVではプロ野球のWBC強化試合が放映されている。相手のオーストラリアは弱すぎる。2軍半のようなチームであるとスポーツ新聞は報じているが、あながち嘘とも思えないほどの相手のプレーは未熟だ。日本はオールスターだからファンは彼らを間近に見るだけでも満足なのであろう。しかし、試合の内容は一方的だ。興行的には成功であろうが、強化的には効果やいかにと考えたとき首をかしげざるを得ない。
 まあ、吾輩はそんなことよりも、スクワットを行い、風呂に入り、新島の焼酎「嶋自慢」のお湯割りで夕刊を読み、早く布団に入り、睡眠という栄養をたっぷり取りましょう。

2009年2月18日水曜日

ソフトバレー・レディース&メンズ千葉県予選会出場します

 3月1日は千葉県連盟にて全国レディース&メンズの予選会がある。これまでレディースは我が船橋大穴クラブも毎年出場しているが、コート上の40歳以上の3人のメンバーに40歳代はおらず60歳代が2名と50歳代が1名の高齢化にて平均年齢では断トツの1位である。レディースの50歳以上の部があれば、結構いい成績を収めることができるのではないかな、と思う。
 メンズは、今回出てみたいという30歳代の男たちが入部してきたので初出場する。3-1のディフェンス・システムを指導して先週から練習している。全国大会に行こうとは思っていないが、県大会で4試合できれば御の字と考えている。メンズの全国大会は発展的解消の時期と私は考えている。メンズの全国大会の存在価値そのものが私には理解できないからだ。ソフトバレーのチーム構成の原則は、男女混合と考えている。老若男女がお互い助け合い、お互いを思いやりプレーしていくのが良い。良い年をして、いつまでも男同士で遮二無二プレーするのは30歳代までで良かろうと考える。いかがでしょうか?

2009年2月15日日曜日

関東ソフトバレーボール大会に5年振りに出場

 40歳でソフトバレーボールを始め、今年で17年目を迎える。40歳代の時は毎年関東大会に出ていた。50歳代の頃は、チームを組む他の年代の男性が極端に少なくなかなか予選会に出ることができなかった。今回は60歳代の男性が新入部員で入っていただいたので彼と組み予選会に出て、運よく2位で千葉県代表となった次第である。
 朝にまったく弱い私(夜にも弱いが・・・)は、クラブの仲間に無理を言って、前泊をお願いした。代わりに皆を我が家の新車のワンボックスカーに載せていくことで前泊で昨日水戸市に宿泊した。なるべく安いホテルということで紹介していただいたホテルが本当に安く驚いた。大浴場は小さな小浴場、レストランにはメニューがなく一種類の定食しかない質素堅実。トイレは大腿四頭筋を鍛えるための和式で、洗面所はお湯ちょろちょろの冷水洗面トレーニング。しかし、ホテルの近くに散策に出た水戸偕楽園近くの千波湖の散策は良かった。アンコウ鍋は、メニューになかったが、皆でワイワイガヤガヤ言いながら食べ物を頂き、アルコールを頂き時を過ごすのは楽しい。
 さて、大会の方はベスト8であった。ゲームを終え、常磐高速の途中の友部パーキングで皆でコーヒーを飲み出店の焼ハムや団子を頂きながらミーティング。ソフトバレーボールはレクリエーション。楽しかった、との言葉を聞けば私はそれで満足。結果はどうあれ、努力した結果だからそれでよい。一時の結果より皆の満足感の方がずっと大事である。チャンピオンスポーツ、学校体育、部活スポーツ、レクリエーションスポーツとスポーツは分類される。目標は一番でも目的はそれぞれ違う。ソフトバレーは目標が目的にならないように育てていきたい。
 明日は大阪本社に早朝の新幹線で日帰りの出張だ。今夜は大会の疲れで早く眠りにつけるであろう。麻生内閣の支持率がとうとう10%台を切り一ケタになったということだ。政局はますます混迷を深まるであろうが、我々は明日をしっかりと見つめて堅実に庶民の歩みを進めていきたい。国民にとって、もう政府だけに、行政だけに任せておけない、という機運だ出てきたのは皮肉にも麻生政権のおかげといってよい。今し方、また大学生が大麻の所持で逮捕された。今度は京都大学法学部の学生だ。法律を学んでいるはずの学生が法律を破っている。日本は壊れてきた。スポーツの力、というよりもスポーツに携わる我々の力でルールを守る社会を建設していきたい。

2009年2月14日土曜日

武富士バレー部廃部の報道

 今朝各紙に、消費者金融の武富士は13日、女子バレーのVプレミアリーグに参加している武富士バンブーの活動を5月の黒鷲旗・全日本男女選抜を最後に終了すると発表した。武富士バンブーは01年に休部になったイトーヨーカドーバレー部を引き継ぐ形で創部した。今期の成績は、10チーム中8位と低迷していた。
 世界的な経済不況が、やはり日本のスポーツ界にも影響を及ぼしてきた。バレー界でもこのあと自動車業界、電機業界の企業スポーツに、なだれのように休部・廃部の発表が押し寄せてくるに違いない。
 しかし、これを不幸ととるか、チャンスととるかで我が国のスポーツの将来が決まってくる。グローバルな世界の中で日本のスポーツがトップレベルで生き残っていくためには、企業とスポーツの新しい関係を構築する辛いがよい機会と捉えていきたい。キーワードは「自立」「アドミニストレーション」「プロフェッション」。
 さて、私はこれから茨城県勝田市に我が家の車で移動する。明日のソフトバレーボール関東大会に出場するためだ。50歳代と60歳以上のミックスの部に千葉県代表として久し振りに出場する。途中、同乗者の5名のおばさん達は水戸の偕楽園によって梅を見たいと要求している。夜は名物の「アンコウ鍋」とささやいている。水戸までの車中、アッシーの私は、おばさん達のおしゃべりとせんべいバリバリの音に耐えなければならない。おばさん達、明日のゲームではアンコウパワーでナイスレシーブ1本だけでも上げてちょうだいね。 

2009年2月11日水曜日

A.ロドリゲスお前もか・・・


 ヤンキースの強打者アレックス・ロドリゲス内野手(33歳)が9日、薬物(ステロイド)使用を告白した。ヤンキースは彼と07年に大リーグ史上最高の10年総額日本円で当時約308億円の契約を結んだ。 大リーグでは03年度から薬物検査を導入している。大リーグでは過去にもジェーソン・ジアンビ 、バリー・ボンズ 、ホセ・カンセコ 、マーク・マグワイア 、ロジャー・クレメンス などスーパー選手が告白もしくは疑いを持たれている。最近では水泳のフェルペス選手も大麻吸引疑惑で謝罪したばかり。相撲界もそうだ。
 きょうは、ドーピングについて簡単におさらいをしておこう。ドーピングというのは、紀元前アフリカの原住民の間で祭典の時に刺激・興奮剤として用いられていた強い酒の「ドップ(dop)」が起源であるというのが有力な説である。そのあと、世界に広まり古代ローマ時代では競走馬に飲ませたり、19世紀に入ると競走馬や競争犬にヘロイン、モルヒネ、コカイン、カフェインなどの薬物が投与されるようになり、その後、次第に勝つための手段としてスポーツ界に入ってきた。1950年代には筋肉増強剤としての「アナボリック(蛋白同化)・ステロイド」が出現し急速にスポーツ界に広まった。このアナボリック・ステロイドというのは、男子ホルモンの男性化作用を抑えて筋肉増強作用を残した合成ホルモン剤のことであるが、これを服用することで、筋肉が驚異的に増強され、疲労回復が早くなることなどが知られている。この他、最近では成長ホルモンやエリスロポイエチン(赤血球が増し酸素運搬能力が高まり全身持久力が増す)も出てきている。さらには血液ドーピングや遺伝子ドーピングがある。このままいけば、近い将来は人造人間でオリンピックが戦われるようになるのか。それで応援する人間に感動があるのか。
ドーピングの誘惑に負けてしまうアスリートは、競走馬や競争犬のレベルと変わらない犬畜生と認識すべきだ。勝利至上主義、商業主義に犯されたアスリートをこれ以上出さないためにも反アンチドーピング活動を進めていく必要がある。
  ドーピングはなぜ禁止されなければならないか、の理由を述べる(参考:岡野進編著「概説スポーツ」創文企画、2003)。第一にドーピングという不正行為は、スポーツを行う際の基本理念である「スポーツマン・シップ」に反するからである。「スポーツはビジネスであり、何をやってもいいのではないか」という考え方があるが、フェアプレーがなくなったらスポーツは存在しない。第二に薬物による副作用が選手の健康を損ね、場合によっては死にいたることもあるからである。実際、ステロイドの長期使用の副作用で肝機能障害、肝臓癌、男子の睾丸委縮、精子の生成減少、インポテンツ、若はげ、女性の排卵・月経障害や男性化(ひげや体毛、声太)、乳房発育不全や不妊、青少年においては発育障害が心配されている。三つ目は、一般社会や将来ある青少年に悪い影響を及ぼすからである。
  大リーグでも03年度から検査が導入された背景には、特に青少年への影響が大きいと判断されたからだ。大金を稼ぐ憧れの選手もやっている筋肉増強剤を使ってなぜ悪いという考えが青少年たちを席巻し始めたからだ。努力しなくとも筋肉が面白いように付いていく。私も若い時は映画「ロッキー」を見ては筋骨隆々の主人公の姿にあこがれて銭湯の風呂場の鏡の前でいろんなポーズをとっていたものだ。禁止されなければ、私もなんとか手に入れようとしてアルバイトに精を出していたことであろう。

 アテネオリンピックで日本選手団は、東京オリンピックに並ぶ史上最高の金メダル数16個であった。88年のソウルオリンピックからシドニーまで金メダルは多くて5個であったのが一気に16個であった。これはあくまでも噂であるが、アテネはIOCの会長がサマランチさんからジャック・ロゲさんに替わった
初めてのオリンピックであった。そして、この新会長は職業が医師ということもあり、アテネではドーピングには厳罰を処すと発表していたこともあり、有力選手が恐れをなして出場を見合わせたのではないかと関係者内で言われていた。
 大リーグ、日本のプロ野球、大相撲、もちろん愛するバレーボールの世界でも薬物使用は許されない。薬物に手を染めれば、それはもはやスポーツではない。単なる「見世物(ショー)」になり下がる。
スポーツでの人間の限界への挑戦は、あくまでも人間が正々堂々と取り組むものでなければならない。フェアプレーが徹底されてこそ、スポーツの価値がある。
 ああ、今日のブログも長くなってしまった。簡潔にまとめられない馬鹿な自分が情けない。
 最後に、昨日我がママさんバレーチームが千葉市の大会で私が3年前にコーチに就任して初めて優勝を飾った。優勝といっても60チームある千葉市の2部のレベルの大会である。私は満足してはいないが、閉会式後に皆でファミレスによって食事を採ったとき、7か月の乳児や家に帰ってきた小学生やおやじも加わり25名ほどの笑顔を見ていると「皆がんばった結果だからいいか、喜ぼう」と私にも笑顔が出てきた。
 さて、これから大学に顔を出して、その後、品川区にできたばかりのソフトバレークラブに練習がてら顔を出しに行く。
(画像は我がママさんチーム。我がママであって「我儘」ではない、素直なメンバーです。念のため)

2009年2月8日日曜日

企業スポーツの危機が訪れるのか

 ここ最近の企業スポーツの撤退が気になっている。アイスホッケー、アメフット・・・この連鎖反応が怖い。本日付朝日新聞にはサッカーJ2福岡が「ユニフォームのシャツに広告がつかないという、プロチームとしては非常事態のまま3月のリーグ戦を迎えそうだ」との写真入りの報道がされた。
 バレーボールのVプレミアリーグの運営費はAクラスで凡そ5億円かかっている。ここのところの経済不況で自動車産業、電機産業、銀行関係のチームのどこかが「休部」「廃部」を表明すれば、連鎖反応でバタバタと「休部」「廃部」表明を出す企業が出てくるのではないかと危惧している。
 我々庶民の世の中は決して暗くはない。元々、人の暮らしはこのくらいのつつましさでよいのではないかと思う。欲張りすぎるとお金が必要になるのは当たり前のこと。身の丈で暮らせばよいのではないか。昨夜、春高バレー茨城県大会の予選会の帰りの幹線道路にあるファミリーレストランを車を運転しながら見るとお客さん結構入店している。赤ちょうちんでも、おばちゃんたちが元気だ。暗くしているのは、政治を運営していない政治家達であり、紙面を売らんがための暗いニュースを増長しているメディアではないか。今まで流れ作業で組立工をやっていた人に、パソコンで事務処理をお願いします、と言ってもすぐには仕事を変えられるわけがない。政府はこのような雇用のミスマッチ解消のために、職業訓練の機会を安価に与える必要があると私は考えている。
 どうも話があっちこっちに行ってしまう。要は、自立していない単に企業の広告宣伝のためのチームは、企業本体が弱くなったときに一番やり玉に挙げられるということ。自立とはチーム自体が売り上げも上げている経営体であること。
 今し方。山梨県から報告が入ってきた。女子は航空高校が増穂商業に辛勝したとのことだ。本日で全国の代表がほとんど決まる。春高バレーの大会の継続もスポンサーの撤退が噂されている。スポーツは本当に経済に弱いのか。経済を活性化するのは人間の活動だ。人間の活動は消費だけではない。生産活動もある。スポーツは生産活動である。この観点をもっと追究していきたい。
 さて、私は午後から神奈川県にある川崎大師に一家6人揃って、年中行事であるお参りに行ってきます。庶民のささやかな夢である宝くじが当たるようにお祈りしてきます。

2009年2月5日木曜日

ソフトバレーボール2009年度版ルールブック

 自宅に帰ると、ルールブック第四稿が印刷会社から届いていた。先週、特に記録用紙のところを数回手直しをして、今回が最終の修正。コートも脱がずに、初めのところから読み直した。やはり、文字の大きさとか修正しないといけないところが目についた。2009年度のルールブックの表紙は若草色。
実は、記録用紙の見本のところのメンバー名ににちょいとした細工を施した。それは、出来上がってからのお楽しみ。発見したら教えてくださいね。
 しかし、毎日色んなことが起きる。15年前あたりからパソコンが社会に入ってきた頃から時間の流れが急になってきた感がする。忙しいとは「心が亡くなる」と書く。まあ、暇よりは良いと思うのであるが・・・。
 今宵は、伊豆諸島の島の焼酎を飲み、可愛い友人に以前頂いたナンシー・ウィルソンの“I'll be a song”を聴きながらこのブログを書いている。
 明日は金曜日。ママさんバレーの練習日。明日の練習から、サーブレシーブを原則全てオーバーハンドで取るように練習していく。指だけで行うオーバー、指と手の平半分で行うオーバーカット、手のひらだけで行うレシーブと3態を使い分けてレシーブしていきたい。アンダーハンドは面と角度を作るのが難しい。目に近いところでボールを扱うオーバーハンドの方が大きなミスは出ない、と考えている。
 心配なのは、ママさん達の華奢な指が太くたくましくなってゆくことだ。何ですって?華奢な指よりたくましい指になってバレーが上手になる方が良いですって?偉い!そういう人は、どんどん上手になるね。しかし指輪が指から抜けなくなってもわたしゃあ知りませんよ。 

2009年2月4日水曜日

ある日突然・・・


 ある日突然♪私たち変わるの♪ そんな歌が昔トワ・エ・モワ(toi et moi:君と僕)という二人組の歌手が歌っていた。きょうは、2つの出来事があった。午後になって、会社を出て吉祥寺駅でその人と会った。3年前から私学の大学の客員教授をなさっている方で、お付き合いしてかれこれ20年ほどになるであろうか。初めてお会いした時は、今のVプレミアリーグ、当時の日本リーグのある実業団チームの強化担当役員にその方は就いていた。数年前にはプロ野球のあるチームに参謀として入団し日本一にも貢献している。日本一になった後、その人はその球団に愛想をつかしてすぐに退団した。その後、プロ野球界の醜聞を沢山聞かされた。
 今日聞いた話も驚く話であった。先日ここで紹介した早稲田大学大学院に合格した元巨人軍の桑田さんの秘密を聞いた。日本バレー協会の元役員が最近日本オリンピック委員会(JOC)で発言した内容は何とも情けないものであった。また、日本を代表する体育系大学があと数年後には大学経営が成り立たなくなるであろうという話も出た。
 日本のスポーツをダメにしているのは、欲に目がくらんだ老人たち、とこの人は言い切る。
夕方になって、知り合いから携帯に連絡が入った。2年振りに聞く声であった。こんどある県の高校女子トップチームの監督に就任する、渡邉さんにまず報告しなくては、と本音かどうかわからないが報告された。
 何だか、きょうは一気にいろんな情報が入った。自宅に帰り、衛星放送で黒澤明監督の「用心棒」という映画を見た。主人公を演じる三船敏郎、東野栄治郎、仲代達也、司葉子、加藤大介などすでに鬼籍に入った名優を含めて懐かしい役者が大勢出演していた。
 最近、大企業の合併・提携の事例が数多く出てきた。大学も短大はあと数年でなくなるであろうし、単科大学は総合大学に吸い込まれるであろう。社会は大きなうねりを見せて姿を変えてゆく。変わらないものはない。
 きょうは、立春であった。明日も暖かい日と予報では言っていた。明日の朝、目が覚めれば生きているという証明だ。今月の27日で私も57歳になる。私が高校生の時、57歳なんておじいさんと思っていた。そのおじいさんがソフトバレーで30歳代を相手にまだまだ頑張っている。ふしぎな感情だ。
(画像は、愛読者の方からのメールで頂きました。節分の夜、ヒイラギの枝と大豆の枝に鰯(いわし)の頭を門戸に飾ると悪鬼を払うという。愛読者の方が御茶ノ水駅近くの幼稚園の門で見つけたと言うことです)

2009年2月3日火曜日

ルールへの質問に対する回答

 久し振りに質問がありましたので、この場で回答したします。
【質問】「サーブはすみやかに打たなければならない」の解釈と打たなかった場合のルール適用について。
【回答】2000年度までは「サービスは5秒以内に打たなければならない」となっていましたが、2001年度から5秒ルールを削除して「すみやかに」と表現を改めました。サーバーがすみやかにサービスを実行しない場合は、再度吹笛して促してください。ソフトバレーの交流大会の場合、通常複数コートを用いて開催します。自コートに隣接する前後左右のコートから笛の音やプレーヤーの掛け声などにぎやかな音が自コート内に入ってきます。ソフトバレーボールならではの特有のコート隣接状態です。そのような状況下では審判員の吹笛がサーバーに届かなかったり、サーバーが聞き取りにくかったりする場合があります。そのような場合、主審は再度、吹笛とハンドシグナルでサービスの実行を促してください。ハンドシグナルだけでは両チーム全員がそのシグナルを見れない場合があります。また笛の音だけでは何のことか分かりません。吹笛とハンドシグナルを再度行うことで、ゲームに関係している全員が理解できます。9人制はこうしている、6人制はこうしているということは参考事例であって、4人制のソフトバレーはその特殊性を考慮してルールを制定しており、運用しています。
 なお、「すみやかに」サービスを実行しないサーバーには、ゲームキャプテンを通じ注意を与えてください。「すみやかに」とはだいたいどのくらいの時間ですか?とよく質問を受けますが、「す・み・や・か・に」
で目安は5秒ですね。そして、これに対しての反則はありません。一度注意をすれば、ソフトバレーの愛好者は納得してくれます。私たちが愛好しているソフトバレーボールというスポーツは「フェアプレー」「マナー」を重んじる愛好者が育てていく21世紀を代表する生涯スポーツと私は考えています。

2009年2月1日日曜日

春高バレー会場からママさんバレー練習試合に移動

 春高バレー神奈川県女子決勝は、川崎市立橘高校に2-0で勝ち、優勝しました。第二代表以上が決まった直後に、コーチに「じゃあ、今日はこれで帰るから」と言って記者会見に臨んでいる監督を横目に試合会場を後にした。
 2時間かけて、神奈川県藤沢市湘南台の駅から千葉県習志野市のママさんバレーの会場に着き、三チームでの練習試合。強いチームと練習試合をやらないと強くなれない。相手の二チームとも最近全国大会に出場した経験のあるチーム。15点以上取ることを目標に4セット行い、1セットしか取れなかった。なんと、あるセットは2点であった。2-21というのは何とも情けない。ファーストプレーのミスを次の人がカバーできない状態がしばしばあった。心の粘りも足りなかた。練習試合後の私からの言葉は「練習不足」。練習時間は増やすことはできない。であるならば、質を高めなければならない。我がチームのママさん達は、実業団での経験もない、高校時代に全国に行った経験もない。普通の主婦にバレーボールを指導することは決して簡単ではない。しかし、諦めないで指導していく。
 12年前に、私は埼玉県にあるスポーツ学校といわれるS高校女子バレー部を外部コーチで週2回通い指導していた。スタートは県でベスト8であった。初年度は練習試合の相手は他県のベスト8チームしか相手にしてくれなかった。幸い。長野県の全国常連チームであった松商学園が練習試合を引き受けてくれて、2か月に1回、1泊二日で通い続けた。1年間通って1セットも取れず、当時まだ15点制であったが最高でも3点しか取れなかった。2年目から7点~10点取れるようになって、3年目にはセットを時々取れるようになった。埼玉県大会でも3位をキープできるようになってきた。そんな、昔のことを今日の練習試合は思い出させてくれた。当時の松商学園監督の堀内先生にはお世話になりました。
 あきらめないで、くさらないで、練習を継続すること。カメさんがうさぎさんに追い付くにはそんな地道な努力が必要だ。「お互いに励まし合い」というのは良い言葉だが、人を励ます前に「自分自身を励ます」ことが大事だ。最高のコーチは自分自身だから。
 なんかまとまりのない文章になってしまった。たかがママさんの練習試合でも、一番悔しい思いをしたから心が乱れているからであろう。私もまだまだ未熟ですな。
 さあ、熱い風呂に入って、冷酒を飲んで、早寝して、早起きして、余裕をもって会社に行きましょう。私が成長すればチームも成長する。会社の仕事をガンガンやって火曜日のソフトバレーと金曜日のママさんバレー、そして不定期に行く今日代表になった高校女子、もうひとつ修論合格、がんばるぞ。