2012年5月31日木曜日

Wed.May 30,2021 英会話教室の仲間と慰労会

週2回、夜の英会話教室に通っている。4月から7月まで週2日、御茶ノ水のアテネフランセに通っている。今夜は教室終了後、私を含めて4人で水道橋の居酒屋「庄屋」で慰労会を開いた。
 

英会話教室のメンバーだから、バーボン酒を片手にナイフとフォークの料理の方が合うかなと思ったが、幹事の私の提案で刺身と焼酎の慰労会となった。私以外の3人は20歳台と30歳台の美人受講生達。私は授業中、彼女たちに「親父ギャグ連発で演歌の好きな変な小父さん」と思われているのであろう。職業も皆いろいろで話題は新鮮だ。夜の教室に来る受講者は皆まじめだ。仕事で疲れた身体を引きずり、化粧品代をやりくりして高い授業料を捻出して、教室に顔を出す。

 次回は他のメンバー、講師も誘って息抜きと懇親を図りたい。英会話に刺身と焼酎は結構相性が良い!日本の食文化を英語で語る・・・次回はこのテーマで行こうかな?

Tue.May 29.2012 女子バレーロンドン五輪出場!

今月から毎週火曜日の午前中は「船橋市ママさんバレー教室」の講師を務めている。7回シリーズで、今日は4回目。普段は自己流で練習をしているママさんたち。基本をしっかりとやると結構体にこたえているようだ。1時間半の短時間であるが、中身が濃いためか練習の終わりごろには肩で息している。
 基本をしっかりやることは楽ではない。楽ではないが、ボールの取り扱いにミスが少なくなる。楽(たの)しんで上手になる方法はあるが、楽(らく)して上手になる近道はない。
 夜には、我がソフトバレークラブの指導と練習に向かった。ゲーム練習で足が攣(つ)りそうになった。午前の1部、夜の2部と、さすがに私の身体も悲鳴をあげ始めた。

 さて、女子バレーが27日の最終戦にまでもつれて、やっと代表権を獲得した。4代表の中で4番目の代表とも言える。アジアの中では先に代表になった中国、そして今回の韓国に次いで3番手の位置にいるということだ。そんなコート上の成績でもTVでの視聴率(関東地区)では、今週のランキングで堂々の第1位であった(ビデオリサーチ日報)。

 最終戦のセルビア戦が23.3%で第1位。視聴率トップ常連の梅ちゃん先生、サザエさん、笑点を抑えての1位というのは久々にスポーツの力を示しており素直に嬉しい。他のロシア戦、キューバ戦、韓国戦も12位以内に揃って入っている。同じ時間帯に放映されたNHK大河ドラマ「平清盛」の視聴率は関東地区が10.2%という低視聴率であった。
 この数字だけを見ても、バレーボールはまだまだ国民的な優良TVコンテンツ(番組)であるというとが言える。人気があるといえる。この人気に胡坐(あぐら)をかかず、金メダルを取るだけの実力が備われば更に人気は高まり、競技人口も増加の弾みになる。

2012年5月30日水曜日

Mon.May 28,2012 英語学習の動機付けにTOEIC受験申し込み

TOEICという英語検定試験をご存知であろうか?本屋の語学のコーナーに行くとこの文字が書架にずいぶんと多く並んでいるのが目に入ってくる。従来の英検はコーナーの隅に追いやられている。
 TOEICとは国際コミュニケーション英語能力テスト(Test of English for International ommunication)の略で、通称TOEICトーイック)は、英語を母国語としない者を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験である。
試験の開発、運営、試験結果の評価は、アメリカ合衆国の非営利団体であるEducational Testing Service(教育試験サービス、ETS)が行っている。
 試験は、2010年度は120ヶ国で実施され、約600万人が受験している。我が国では、年9回実施され、受験者数は、2011年度は約227万人となっている。
 非英語圏では、雇用や人事評価の際にTOEICのスコア(990点満点)を用いる例がある。日本の大学や大学院では、実用英語技能検定(英検)やTOEFLと同様に、受験生の英語運用能力の判定材料に用いられることがある。外資系企業の新入社員のスコアは750点以上ということを聞いたことがある。A,B,C,D,Eの5段階評価で言うとBクラスで、結構ハイレベルである。Aクラスは860点以上が必要で、ここまで行くとアメリカ留学に手が届くところに到達する。
 アメリカ留学試験に受かるには、以前は、このレベルでも州立大学には入学できたのであったが、20年ほど前からTOEFL(Test of English as a Foreign Language = 「外国語としての英語のテスト」、トーフル)での成績の提出が必要とされている。つまり日本人など非英語圏からの入学希望者に対して外国語としての英語力判定のために用いられている。そして、最近では、ネイティブのアメリカ人高校生同様に各科目毎の試験をパスしないと入学許可がおりない状況になっている。
 最近、日本から高校生年代のスポーツアスリートがアメリカの著名なスポーツ系の大学に入学した話が聞けないのはそういった事情が実はある。運動能力の高さだけでは、アメリカの大学には入学できない。バスケットの田伏選手も何度も挑戦したが入学は叶わなかった。
 話がアメリカ大学への留学の話になってしまったが、TOEICは企業や日常会話での英語能力を判定するものであり、TOEFLは留学希望者への英語能力を判定するものである。
 前置きが長くなってしまったが、そのTOEICを私も受けてみようと本日、申込書を郵送したことを述べたかったのである。英語検定は、中学3年生のとき3級に合格していた。その後は受験勉強のための英語学習がつまらなくなり、英検は受験していなかった。
 そして、今年は英語の猛特訓を自分に課している。これは、8月に開催されるFIVB国際バレーボール連盟公認インストラクター試験のためである。大阪府貝塚市にて8月にFIVB公認コーチ(レベル1)の講習会開催が内定している。2週間の開催期間中に私も講師助手として参加し評価を受ける。私の不足能力は英語能力。英語能力を補うためにAmericanスクール中学生へのバレー実技指導、週3日の英会話スクールへの通学、英語でのバレー指導書の熟読、時には娯楽も兼ねてのハリウッド映画鑑賞などを実行している。
 実力を把握する手段として、今回各種英語能力テストを受験することを決めた。自分の英語能力を客観的に把握し学習の意欲も高めるためである。書店の資格コーナーに行くとTOEICの他におなじみの英検があった。国連英検というのもある。資格としては、難関の通訳ガイド試験もある。最近は小学校高学年に今年から英語が必修科目に入ったこともあり、小学校英語指導者資格もできた。

 小学校英語指導者資格については、別の観点でビジネスとして考えていることがある。これに関しては、別の機会に述べたい。

2012年5月28日月曜日

Sun.May 27.2012 墨田区の本屋さんで異変が?

今回の「ソフトバレーボールの本」が出版され、墨田区の本屋さんで大変なことが起きている。どうしたのか?まず、この画像を見ていただきたい。

 本屋さんといっても、ここは東京都でもちょっと知られている墨田区にあるアリオ北砂の福家書店。あの三省堂本店のスポーツコーナーでも山積みされていたのが約30冊ほど。福家書店ではどうだ、なんと書架に堂々と50冊並べられているではないか!まるで、ベストセラーなみだ。
実はこれは、本の中でモデルになって頂いた「ジール」さんのメンバーが一人数冊購入したために店では急遽スペースを設置して対応した結果である。
恐るべし、ジールの購買パワー!
ジールは、先週の日曜日に墨田区大会があり、クラブから3チーム出場し、3チームとも決勝リーグに残って、そのうち1チームが優勝したと聞いた。優勝したチームは「この本のモデルを参考にしてがんばりました」と優勝インタビューで言ったとか言わなかったとか...?いずれにしろ、過去の自分のプレーに学ぶことは良きことである。
それにしても、この画像での並び方は「信ジールられない!」。

Sat.May 26,2012 相模女子大学入れ替え戦勝利!

朝から電車で二子玉川駅に向かった。ここは、ほぼ東京都と神奈川県の境にある。この駅からタクシーに乗って、駒澤大学玉川キャンパスに着いた。きょうはここで関東大学春季リーグ戦の入れ替え戦がある。相模女子大学監督の飯塚先生(前 大和南高女子バレー部監督)から前日に電話があり「試合の後に美味しいビールでも飲もうよ」という甘い言葉に誘われ出かけた次第である。
 試合は、私が到着する前に終わっていて、3-0の完勝であった。相模女子大のメンバーには全国大会の経験者は皆無である。時折、大和南のBチームと練習試合を行うが、セットは取れない。それでも学生たちは飯塚先生に指導されるのが喜びのようでメキメキと力をつけてきた。今秋からは、5部リーグに昇格してのリーグ戦が待っている。
会場では、他のチームの監督さんたちと挨拶できた。皆さん、私がなんでまたここにいるのか不思議そうな顔をしてみている。確かに今までは、関東大学リーであれば1部リーグのレベルしか顔を出さなかった。しかし、それは仕事であって、今は自分の意思で見に来ている。本部席には日本協会の顔見知りの役員がいたので、本部席で少し観戦させて頂いた。明治学院大の亀ヶ谷教授、茨城大学の勝股教授、文教大学の石野さんの監督さんたちとはしばらく談笑して情報交換を行った。就活中の身の上なので、各監督さんたちに「大学での講師職、チーム指導のお話があれば宜しくお願いします」と営業活動を忘れない。

午後からは東京の東洋高等学校の後援会総会に出向いた。バレーボール高校男子の名門校であるが、最近学校側の経営陣が総入れ替えになって、文武両道路線から文のほうにより力が入っていくような雰囲気がある。それはそれで結構であるが、学校経営は予備校経営とは違う。学校部活による学校の活性化効果というものも大事な経営資源である。部活では学年の違う子供たちが1つの目標を掲げ活動する。その中で学ぶことは教室で学ぶことと同じように子供たちの年輪を形成していく大事な要素であると考えている。部活の活動が制限、削減されないことを望む。

Fri.May 25,2012 アテネフランセで英会話学習、そして最終予選

週3日は御茶ノ水にあるアテネフランセという語学専門学校に通っている。月、火は、夜の7時から9時まで、金曜日は夜にAmerican gailsのバレーの指導があるので、午前の10時から12時までのクラスを受講している。
 自宅のあるJR船橋駅からJR御茶ノ水駅まで定期も購入して、定年前とあまり変わらぬ通勤電車ならぬ通学電車生活を送っている。
 英語力は学校に通って2ヶ月目なので著しい向上はないものの、週に4時間ではあるがネイティブのアメリカの子供たちや親御さんたちと英語で話しているので、英語に対するストレスは感じなくなってきた。7月にはTOEICという国際的な語学テストも受ける。

 夜は女子バレー最終予選をTVで観戦した。相手は若手主体のキューバ。フルセット、しかも最終セットはジュースになり、危ういところであった。キューバというチームは、好不調の波が激しいチームである。この日もキューバの連続ミスに助けられ辛勝(しんしょう:かろうじて勝つこと)した。キューバのほうは、これで6大会連続オリンピック出場が途切れてしまった。
 いかなる国でも20年間トップの座を保つことは容易ではない。逆に言えば、20年あれば、世界のトップの座に着くことができるともいえる。日本のオリンピックでのメダルは1984年のロスにおいての女子チームが銅メダルを獲得して以来メダルなしの状態が27年間続いている。
 昨年末にミュンヘン金メダル監督の松平康隆氏が逝去され、東京オリンピック金メダルの鬼の大松博文、モントリオール金メダルの知将山田重雄の金メダル監督が全員亡くなった。ここで、日本は先人に今一度学び、彼らの精神を受け継ぎ、日本のバレーを復活させることが残された我々後輩の責務と考えている。
 今のままでは日本のバレーボールの灯は輝きを失っていく。そんな危惧を抱いているバレーボール関係者は結構多い。我々が大好きなバレーボールをこのままで終わらせてはならない。

朝日新聞社の西畑カメラマンが撮った上の一枚の写真。この日、途中出場ながらチーム随一の20得点を記録した迫田選手のバックアタックの空中フォームだ。彼女がいなかったら、この日の試合の結果はまた別のものになっていたかもしれない。まさに、薄氷の勝利であった。写真で見れるように、迫田選手のフォームは、まるで台上でスパイクを打っているかのように安定している。ブロッカーの位置も良く視野に入れて、ワンタッチを狙いながら手首の捻りを外側に利かせながら打っている。肘も肩より高く保持している。お見事である。彼女は、小柄だが強靭な身体を持っているに違いない。特に感心するのは、バックアタックで2m空中移動したあとの着地(landing:ランディング)において、まったく乱れがない。日本の他のバックアタッカーは、床に着地してそのまま全屈伸状態で座り込んでいる。これでは、次のラリーのために自分のバックポジションに速やかに戻ることができない。迫田選手の場合は、普通のスパイクと同様にランディングして、軽やかなステッピング(サイド、クロス、バックのステップを組み合わせて)で自分のレシーブポジションにリターンしている。

2012年5月27日日曜日

Wed.May 23,2012 女子バレー ロンドンへの道

世界最終予選第4戦。今夜は韓国戦であった。結果は0-3のストレート負けであった。フルセットで負ければ勝ち点1が入る仕組みの世界最終予選会であるが、ストレートでは勝ち点は0である。
 今回は少し辛口でコメントしよう。
 まず、大きな違いは「サーブ力」。韓国のサーブは多彩で工夫していた。同じフォームからフローターのノースピン(無回転)とパワーのスピン(回転;ドライブ)を使い分けていた。また、助走を長くしてサーブを行うことで、レシーバーのタイミングをはずしたり、サービスボールの推進力(スピード)をつけたりして工夫していた。対する日本のサーブは、相変わらずスピードとコートの奥を突くサーブが多かった。時折、落ちるサーブもあったが、選手が意識して落としているのかどうか画面からは分からなかった。
 全日本は、一人で3種類のサーブを意識的に使い分けるスキルを身につけるべきだ。まず、伸ばすサーブと落とすサーブ(ゆるく落とすのとスピードがあって落とす2種)劣る。そしてライン上に落としたり、選手間に落としてお見合いをさせるようなコントロール力。
 更にサーブ力を強化しないと、ブロックの低い日本のセッターの上から横から強打を叩き込まれてしまう。画像でも分かるように、相手のレフとスパイカーに対して、内側(ミドル)で飛んでいる低身長のブロックーは手が前に出ないので、インナーコースを押さえられない。


サーブレシーブ(Reception:レセプション)について述べてみたい。全体のサーブレシーブの2/3は木村が徹底して狙われていた。彼女のミスの原因を探ってみた。まず、基本であるボールの正面に入るのがやや遅い。次に腕と体が接近しているので、腕にボールが接触(コンタクト)する直前、腕が視野から消えてしまい腕の面をセッターに向けるという動作が不正確になっている。そして、伸びてくるボールに対して、腕の面がやはりセッターに向いていない。伸びてくるボールは胸元にくるので、体を横にしなければ腕の面をセッター(目標:ターゲット)に向けられない。このとき大事なのは内側の腕のほうの肩を下に向けるということだ。このことで腕の面は前方の目標のほうに向く。そうでないと、腕の面は上方を向き、入射角反射角の関係でボールは横や後方に跳ね返ってしまう。
 対策としては、構えの段階で両肘を胸から離し、両腕を胸の高さの位置で構えさせ、腕を上から下に動かし、面を目標(セッター)に向け、ボールを引き付けてレシーブすることである。膝はあまり深く曲げずにミドルの高さでリラックスして構えることが、ボールの移動の迅速さにもつながる。
 相手のサーバーからターゲットとして狙われるのは勲章である。また、自分のサーブレシーブの技術も向上する。木村はサーブレシーブからでも体を崩さずに速攻にも入ってくる、大した選手だ。そう言われる素質はあるのだから、沙織くん、もっともっと成長してほしい。

2012年5月25日金曜日

Sunday,Monday,May 20~21,2021 新潟県高校女子強化練習会

今年3回目の強化練習会ということで新潟県立新潟中央高校に出かけた。2週間後には、インターハイ県予選会が始まる。1月下旬の県新人戦では、幸い優勝できたものの、中学校からの新人を加えて陣容が変わる6月の県大会は新人戦同様に勝てる保証はない。
 今回、私にはアシスタントがいた。白井貴子さん。ご存知、アジアの女子チームスポーツで初めて世界で三冠(オリンピック、世界選手権、ワールドカップ)を獲得した世界のバレーボール界の大砲、あの白井さんだ。
 東京駅で9時に待ち合わせして、新幹線にて新潟に向かった。この時間帯にはノンストップで約1時間半で新潟駅に滑り込む新幹線がある。昨夜、深夜まで起きていた私は少し寝ようと思ったが、白井さんの休みのない会話には寝る暇もなかった。現役当時はコートを離れると寡黙の印象があったが、今は速射砲のごとく言葉が出てきて、私を寝させない。
新潟駅に着くと、監督が待っていて、いつものようにラーメン店に連れて行く。「白井さんには是非ともここの店のラーメンを食べて頂きたい」とか言っているが、実は本人が一番食べたいのではないのかと勘ぐってしまうほど、いつも美味しそうに大盛りラーメンを軽く平らげている。


 2日間、白井さんはレギュラーチームを指導して、私はBチームを指導した。子供たちは、いつもよりも動きが硬いようだ。理由が分かった。親御さんたちが子供たちに「白井さんは怖いぞ。なんたって怖い。きちんと指導を受けないととにかく怖い」と、何で怖いのか良く分からないが、子供たちに相当怖さのインプットをしていたようだ。確かに、183cmの白井さんが仁王立ちで間近に立って睨み付けられたら怖~いだろうな・・・。どうも、子供たちより親御さん達のほうがビビッていたように思う。
 インターハイ予選会の現場には私も所要があり立ち会えないが、それなりの結果を出すであろう。この2日間で、レギュラーチームの弱みをBチームは徹底的に攻めた。あとは、監督が修正するであろう。監督の桂山先生、今年はいつもと違う。あの情熱が続いている限り大丈夫。

 
 この日、皆既月食のショーがあった。その時間になると辺りが薄暗くなり、小鳥たちの鳴き声が多くなった。体育科教員室の窓から校舎の上方に鈍く輝く皆既月食をカメラで撮ったが、雰囲気だけはある。

Saturday,May 19,2012 「確実に上達する ソフトバレーボール」出版記念 慰労会

5月10日に出版された『確実に上達する ソフトバレーボール』( 実業之日本社)。モデルになって頂いた東京都ソフトバレー連盟所属のジールさんに発起人になり、ささやかであるが慰労会を催した。
出席者は、この本の最初の企画者である元全日本女子監督の岩本氏、その企画を社内で通した出版社の編集者、モデルのジールメンバー、そして私の18名ほど。会場は、ジールのメンバーが「クラブハウス」と称している地元墨田区の割烹居酒屋「清繁」。岩本氏の乾杯に始まり、飲んでしまえば至るところでバレー談義が始まる。
二次会は、近くのカラオケと決めていた。これは、私からの提案であった。一次会を6時から始めて、二次会を終えたのは11時近くであった。皆十分語り合い、歌いあい、踊った。たまには、こんな飲み方も良い。

本の購入は、著作権を持つ私の権利を使えば割引価格で出版社から直接購入できる。しかし、ジールのメンバーはこの権利を行使しないという。ジールのメンバーは、地元の書店から正規の価格で一人当たり3冊から5冊以上購入するという。「おらが墨田の本屋のベストセラーにしよう」ということだ。地元に住んでいるのだから地元の書店から購入するのが地元経済にも寄与できるというのが彼らの言い分。
恐れ入った。
区長にもこの本を紹介するという。『地産地消』という造語がある。地元で産出した物は地元で消費しよう、という意味だ。ジールは、まさにこれを地で行っている。撮影では、地元の体育館を使い、撮影の後は地元の居酒屋で胃袋を満たし、地元の書店で本を購入する。出版慰労会も地元だ。

2012年5月19日土曜日

Friday,May 18th,2012 TAC with ヨーコさん

毎週金曜日と日曜日の夕方からはTAC(Tokyo American Club)にてAmerican School中学生女子18名のバレーボールの練習。
 先週からスパイクの練習を行っている。手足の長い彼女たちにとってレシーブ(dig)で膝を曲げて構えて動くのは、どうも苦手のようだ。スパイクは長い腕を利用して打つ(hit)プレーなので、さしてジャンプしなくともある程度はできる。
 本日はアメリカ女子チームの一員として、オリンピックに2度出場し、バルセロナでは銅メダルを獲得した名セッターのヨーコ・ゼッターランドさんが参加した。実は、彼女は私の第2アシスタントコーチ。月に2回ほど手伝いにきてくれる。子供たちも、オリンピック選手にトスを上げてもらってスパイクを打つのを盛んにせがんでくる。彼女が真剣な表情で話をすると、やんちゃな彼女たちも私の前では見せたことのない真顔で話を聞いている。
 
 6月10日の春季練習最終日にはモントリオール金メダリストで世界の大砲であった白井貴子さんをゲストでお呼びするのが決まっている。このときは父母の方たちの練習見学が多くなりそうだ。子供たちの目には白井さんがどのように見えるのか?楽しみだ。
 練習後、ヨーコと久しぶりに近くにあるインドカレー屋さんに食事に出かけた。明日から始まるロンドンオリンピック女子バレー最終予選会の話になった。彼女は、TVの解説や新聞のコラムも書くという。アジア大陸の代表になることは間違いないでしょうが、全体の1位通過はどうでしょうか?簡単ではないでしょうね、という話になった。
 セッターであった彼女の関心は、やはりセッターにある。欧米のセッターには上手なセッターは少ない。ボールの落下点に入るスピードが遅い。空中バランスがよくない。ボールタッチが硬い。その点、日本の竹下に代表される日本人セッター陣はボールコントロールが上手。私は、セッター高身長論を唱えている。利点は多い。高い位置でボールを操ることができて日本のコンビバレーに益々磨きをかけることができる。高い位置で早いクイックを行うことで、相手のミドルブロッカーはブロックに跳ばざるを得なくなり、相手のブロック枚数を1枚、確実に減らすことができる。
 また、ツー攻撃や2枚セッターにすることで攻撃人数を増やし、より複雑な攻撃戦術を生み出すこともできる。更にはブロック力が高まる。欧州のクロアチアはじめ女子ジュニアチームの平均身長は、今や190cmを超えている。ロシアは2m台も増えてきた。そのような欧州のジュニアチームのセッターに細かな指導ができる日本人コーチが就任すればアジア勢は歯が立たなくなる。

 ヨーコさんのネイルアートされた指と記念写真。
「こんな長い爪で良くオーバーハンドパスができるね!?」
「あら、私はプロです。問題ありません」
「さすがだね。ヨーコらしいね」
「ところで、ヨーコの好みの男性のタイプは?」
「私は・・・常に向上心を持っている男性が好きです」
 おお・・・我輩も年を取ることに大いに向上心を持っているので彼女の条件に合致できるかな?
何?そんなこと誰でも努力しなくとも年を取ることはできる?

 明日は「ソフトバレーの本」の出版記念慰労飲み会をモデルチームのジールさん達と開催する。
 TACに行く前に神田神保町にある三省堂本店のスポーツコーナーに立ち寄った。先週の発売時に山積みになっていた本は、今回半分に減っていた。売れたんだろうか?

Thursday,May 17th,2012 生命保険 考察

 会社勤務時代から30年以上二つの保険会社に入っている。定年を機に今後の保険の掛け方をどうするか考えるために保険会社の担当者と会って話を聞いてみることにした。
 結果は、担当者は、私の解約を避けるために新規商品の提案を出してくるだけで、私の立場であまり親身に考えてはくれない。その担当者の彼は、私の他にも200数名のお客さんを取り扱っているという。つまり、単純に考えれば1年間に1日ほどしか私のことを考えてくれない計算になる。保険担当者と私との関係は顧客関係だ。毎日恋焦がれる恋人関係ではないものの、顧客の中で優先順位を決めたり、同じような環境下にいる顧客を毎日10名ほどで1グループにして(マーケティングでは「セグメント化」という)ニュースレター(担当者が自分で編集する情報紙)をより具体的にして。コミュニケーションを図ることができる。その週の誕生日別にセグメント化しても良い。
 いずれにしろ、その担当者とは、今後の契約に関しては、検討させて頂くことで別れた。定年後は定年後で身辺上やることは多いものだ。
 年を取るということは、毎日が新しい初めて経験する世界だ。過去の経験則に従って行動することは基本であるが、少し遊び心を加えて楽しむことも必要なのかもしれない。

2012年5月17日木曜日

Tuesday,May 15th,2012 火曜日はちょいとハードな生活

   本日は3部制で多忙、そして身体的にもきつかった。
午前中、船橋市ママさんバレー教室2回目の指導。2回目は、サーブレシーブの指導。講師には私の他にもう一人いて、本日は彼がメインで指導を進めていった。会場の船橋運動公園体育館はコート3面ゆったりと取れるところで、参加者約50名が広いコート2面に広がって練習をやっていると、指導者の声も大きな声を出さないと皆に届かない。3日前から扁桃腺が赤くなってきた私の喉には結構きつい。昨日、病院に行って薬を頂いて快方に向かっていたのであるが、声がまたかすれてきた。
   参加者の中で中・高でバレー部に在籍していたのは10%ぐらいであろうか。ほとんどの参加者にとってバレーの経験は無く、ママさんバレーを始めてから経験を積んできたという方が多い。そのような方たちは、入門から初級レベルまでは、1年ぐらいの経験で到達する。しかし、その後、足踏みする。
   理由は基本が身についていない事。そして体力の向上、もしくは維持ができていないことが上げられる。特に、ゲーム練習をやってみると良く分かるのであるがフォーメーション理論が理解できていない。ママさんバレーは9人で行う。人の数が多いと役割分担(約束事;フォーメーション)を明確にしておかないと混乱してしまう。フォーメーションは、理論である。理論を良く理解されているチーム、プレーヤーは、人と人の間のボールの取り扱いが上手である。前提としての状況判断も早い。
経験(ボールに多く触れて慣れる)、基本技術(なぜこのような構え、動作をするのかの理解)、体力(技術を支える土台)、戦術(フォーメーション理論が土台)・・・ママさんでもこのレベルを理解して頂きたい。

  
  自宅に戻り、着替えて市内の役所回りを行った。愛車の「ママチャリ号」にて、市の中心部にあるハローワークに行き、職業訓練の申し込みに行った。職業訓練といっても匠のような従来の工場労働者や簿記事務だけでない。今や介護、パソコン処理技能、Webクリエーター、経営実務まで多岐にわたり高度技能の訓練を斡旋している。それも無料である。私の場合、早速東京の専門学校での受講を申し込んだ。「国際コミュニケーション・リーガルナレッジ科」、要は国際取引に必要な法務知識、英文契約書の作成、ワード・エクセルの基本操作を学習できる。資格としてビジネス実務法務検定3級、TOEIC、MOSを受験できる能力を養成するということだ。 ハローワークの人たちは明るく愛想が良い。以前の名称である「職安」は、イメージであるが、少し暗すぎた。

 その後、市外にある年金事務所に行った。20年前に、私が高校の部活に外部コーチを始めた原点とも言うべき市立船橋高校の近くにある。当時、体育科が設置され、県内の中・高校の教員から有望な指導者が集められた。私は市民として週4日外部コーチとして協力した。2年後には県大会で優勝したのを機にコーチを辞退した。年金事務所では「老齢厚生年金の支給停止事由(じゆう)該当届け」を提出した。これは、ハローワークに雇用保険(失業保険)の求職の申し込みをした場合に提出すべき書類である。つまり、ハローワークから失業保険金を支給されている間は、特別老齢厚生年金(64才までの年金)の支給をストップしなければいけない仕組みがあるからだ。
私も、最近は退職金、確定拠出年金、厚生年金、健康保険、国民年金、雇用保険などに関してずいぶんと知識が増えてきた。昨年までは、ちんぷんかんぷんであったことを思うと、やはり経験してみないと世の中分からないことがまだまだ多いと実感する。
 自宅に戻る途中に、立ち寄った船橋市内でも有名なパン屋さん「ピーターパン」。職人のおじさんの大きな絵が描かれている足元にあるのが、愛車の「ママチャリ号」。この後の夜のソフトバレーの練習中、腿の付け根の筋肉が痙攣を起こした。市内の移動距離、14kmは今の私の体力では限界を超えたのであろう。ソフトの仲間には痙攣を悟られないように元気にプレーしたが、数日間は痛みが長引くであろう。何とかの冷や水である。


 夜になって、我がソフトバレークラブの練習に参加。相変わらずフェイント処理の練習を15分間だけだが行っている。その後のゲーム練習では効果が出つつある。今までは、飛び込むことなく見ていただけのレシーブ陣が、腰を低くして床に滑り込みボールを上方に上げようと無意識に行動している。完全にボールが上がっていなくとも、このようなときにコーチは黙っていてはいけない。「惜しいね・・・もう少し」と評価してあげることが大事な指導のポイントである。 
 指導は、「できた」「できていない」だけの評価だけでなく「できつつある」という中間の評価(~ing)
も必要だ。これも誉める指導であって、正確には、励ましの意を込めた誉める指導というべきか。




2012年5月14日月曜日

Sunday,May 13th,2012 バレーボール 世界最終予選直前

今月の19日から27日まで女子が、男子は6月1日から10日まで、ロンドンオリンピック出場権をかけて東京体育館で最終予選が開催される。
出場するチームは、まだ全て決まっていないが、女子はアジアのタイ、韓国、チャイニーズ台北に大陸予選で惜しくも代表を逃したFIVBランキング上位チームであるセルビア、ロシア、そしてまだ確定でないが北中米でキューバに負けたドミニカ、南米からはブラジルに負けたペルーが出場する模様だ。おっと、開催国の日本を忘れていた。
この中から、アジアでの優勝国1チーム、全体で3チームの4チームが決定する。開催国の日本は非常に有利な条件下にある。まず、対戦チームの日取りを2チーム選択できること。そして、私はこれが一番大きいと思うのであるが、常にゲームが夕方に開始されるということ。これは、コンディショニングの面で大いに有利である。最もコンディションに苦労するチームは、対戦表を見るとチャイニーズ台北かな?朝一で対戦した翌日には夜の最終戦を日本と戦わなくてはならない。 
コンディショニングは、これからの指導者が学習しなければならない分野である。 特に国際試合では、直前の合宿地の選定、時差、食べ物、宿舎、練習会場、メディア対策など気を使わなければならない要素が沢山ある。大会本番で実力以上のものは出ない。限りなく実力に近いものを選手たちが発揮できるように身体的、心理的に最適な環境を整えておくのがナショナルチームの監督の重要な仕事である。
大会本番では、表に出てこないこのような裏事情を私は追跡していきたい。

2012年5月13日日曜日

Friday,May 11th,2012 「ソフトバレーの本」発売される

   昨日の10日に『確実に上達する ソフトバレーボール』(実業之日本社)が全国の有力書店にて発売された。
   午前中にお茶の水のアテネフランセで英語会話のクラスの授業を2時間受けた。クラスで知り合いになった国立大学教授の奥様と一緒に駿河台方面にある「キッチン南海」という庶民的なカレー屋さんに昼食に誘った。雑誌にも紹介されたこの界隈では有名なお店で、既に店頭に10人ほど行列ができていた。名物のカツカレーを食べながら気づいたのであるが、今日のこの店のお客様には女性はまったくいない。客のほとんどは近くのビルで働く企業戦士達である。セレブの奥様をお誘いするようなお店ではなかったと反省して非を詫びたが、結構庶民的な食べ物も珍しいらしく意に介していない様子で安心した。

その後、近くにある昔ながらの喫茶店に入って英語学習の苦労話に花が咲いた。コーヒーを飲み終えて、二人で近くにある三省堂本店に足を向け、7階にある英語の参考書のコーナーを見に行った。ついでにスポーツの書籍のある2階まで降りて行って昨日発売されたはずのソフトバレーの本を探しに行った。本棚を見たが1冊もなかった。おや?まだ入荷していないのかな?と残念に思ってふと下を見ると平積みで20冊ほどあるではないか。さすが、三省堂本店!眼の付け所が良い!
夕方になって、american girlsの指導に向かった。途中でクラブの担当スタッフに1冊差し上げようと六本木の駅で途中下車して本屋を探した。さすがに小さな本屋さんには置いてなかった。

3店目の中規模の書店に1冊だけ置いてあり購入した。自分が執筆したものを本屋で購入したのはこれが始めてであった。出版社からは、刷り上ったばかりの本を10冊頂いていたが、既にお世話になった方々に贈っていたので、手元には1冊もなくなっていた。
スタッフには目の前で「謹呈」と筆で記して差し上げた。
(画像は、練習の帰りに、いつも目の前に立っているる東京タワー。5月は照明のお色直しをしたようで、ブルーの水玉模様で飾られていた)

2012年5月11日金曜日

Thursday,May 10th,2012 猫に国籍は必要か?

   今朝の朝日新聞スポーツ欄に「猫さん『本当に残念』」「安易な国籍変更を許さず」という見出しで記事が載っていた。最近話題になってきたお笑いタレントで昨年10月にカンボジア国籍を取得した猫ひろしさんがロンドン五輪のマラソン競技に出場できなくなったことが報じられていた。
   国際陸上連盟が、最近のお金で国籍を変える風潮に対して規制した結果のひとつである。そういえば、我が国にも、以前似たような現象があった。国民体育大会が開催される都道府県に上位入賞請負で渡り歩く選手達がいた。
   猫さんの場合は、渡り歩くのではなく、カンボジア国民として国を愛してゆくのであろう。まさか、数年後に、いつのまにか日本国籍に戻しているということはないと思う。
それにしても、猫さんの記事が週刊誌の広告欄でなく、日刊紙のスポーツ欄に載っていることに驚くと同時に違和感を感じた。猫さんがトップ・アスリートであるならば、「さん」付けなしの「猫」と載るはずである。「猫さん」と「さん」付けされているということは、彼がレクリエーション・アスリートであるということを証している。いや、お笑いタレントだからこそ「さん」付けなのだ。
   記事を書いた酒瀬川記者によると、カンボジアオリンピック委員会が昨年創設したプノンペン国際ハーフマラソンのスポンサーに、猫さんを支援する日本企業が付いたことは無関係ではないであろうと述べている。スポンサー料が欲しいカンボジアオリンピック委員会、オリンピックに出場して注目を集めたい走るお笑いタレント、話題性に付着してカンボジアでブランド名を広めたい日本企業の3者の思惑が一致する、などと考えたくはないが、真相はいかがなものか?
   一時の「猫かぶり」でないことを信じたい。

2012年5月10日木曜日

Tuesday,May 8th,2012 船橋市ママさんバレー教室 開始

 本日から7週間、毎週火曜日の午前中に船橋市生涯スポーツ課主催の「ママさんバレー教室」がスタートした。この事業は2年前にスタートした。初年度、2年目は、私も会社務めであったので、講師の依頼があったものの、お手伝いができなかった。今年は、定年退職で午前中の時間はある。講師を引き受けさせて頂いた。受講者約50人の面々を拝見すると、若いママさんたち(ヤンママ:ヤングママ)が多い。
 本日のテーマは、パスとサーブ。受講者の中から上手なママさんを探してモデルを務めて頂く。勿論、私もモデルはできるが、受講者の中から選んで、そのモデルの方たちを誉めてあげることも指導のうちである。熱がこもってくると、時折、英語が出てくる。アメリカンクラブでの指導の影響であるが、簡単な英語ぐらいはママさんたちも理解できるので、そのまま進めた。
 英語でもアメリカ英語(US)と英国英語(UK)で若干違いがある。アメリカ英語は英国英語と比べて大げさな表現をよく使う。そして良く誉める。私もamerican girlsに指導するときは、”Grait!(Very good!)、Good job!”などの誉め言葉を良く使うようになった。
日本の指導者は、ベテラン指導者ほど誉めることはない。できて当たり前という意識があるのか、誉めるよりも失敗を良く責める。初心者指導だけでなくトップアスリートに対しても誉めることは必要である。
 誉めて励ますことは、けなして悔しさを醸成させることよりも成果を上げることができる。誉め上手が良い指導者の条件の一つであろう。ただし、指導理論がしっかりしていなければ、誉めているだけでは効果は薄れてしまう。
 午後からは、ハローワーク(旧 職業安定所)に行った。今月から5ヶ月間、月1回の雇用保険初回認定(失業保険金の受給)に行かなければいけない。初めての経験であったが、短時間で認定された。雇用保険が認定されたので、近いうちに今度は老齢年金の受給のほうをストップしなければならない。自宅に帰ると、会社でやっていた確定拠出年金の一時金に関して書類の不備があったと連絡が来たり、年金扱いの決定通知が来たり、まだまだ定年退職後の生活に向けてやるべきことは多い。
 それにしても、私の定年退職の情報をどこで入手したのか、銀行や保険・証券会社などから預金のお誘いの電話や封書がよく来る。中には、気が早いのか、お墓のご案内までやってくる。
 夜は、我がソフトバレークラブに出かけた。練習を終えて、さすがに疲労感がある。明日の夜は、英会話教室でお茶の水まで出かける。
(画像は、シンピジウムで「プリンセス・マサコ」。ソフトバレー愛好者の秦さんから3年前に送って頂いたものである。昨年は、まったく咲かず、やっぱり蘭は素人には無理かなと放っておいたが、突然、花が咲いた)

2012年5月9日水曜日

Monday,May 7th,2012 我が家にマッサージ機が

我が家に電気マッサージソファがやってきた。
家内が「お疲れのパパのために買いましょう」と言って、船橋市内の大型電気店を数店周り、値引き交渉をして購入した。決して安くはない。家内は、体験といって、1台に1時間ぐらい時間をかけて店内でうっとりしながらマッサージソファの中に沈んでいる。そんなかんなで、5時間ほどじっくりと体験してPanasonic製に決めた。
 もともと我が家は家電に関しては松下電器ファンなので、初めから購入する機種は決めていたようだ。
自宅に納品されて、最初に「どれどれ・・・」とソファーに座ったのは、もちろん、私ではなく、家内である。そして、これからも、ほとんど彼女に独占されるであろう。私もミッキーもマッサージソファにお世話になる時間はこれからどれほどあるのであろうか・・・?

Sunday,May 6th,2012 関東大学女子6部春季リーグ戦

関東大学連盟主催の春季リーグ戦に足を運んだ。クラスは6部。各部は8チームで構成している。下部は10部まであるようだ。観戦して見ごたえのあるのは、申し訳ないが1部のみといわざるを得ない。6部に属しているチームで見てみたいというチームは、3年前に創部して毎シーズン昇格してきた埼玉にある平成国際大学。監督は以前、日本リーグ・実業団リーグで活躍した松永さん。もう1チームある。神奈川県県立大和南高校前監督の飯塚先生がこの4月に定年退職して監督に就任した神奈川県にある相模女子大学。
本日は、最終日で各チームが2戦する。会場は武蔵野にある成蹊大学。吉祥寺駅を下車し、バスで10分。大学正門前から続く巨大な欅(けやき)が作るトンネルのような通りを300mほど歩く。欅のトンネルは、今日のような日の照っている日には木陰ができて爽快な気分だ。今の時期の欅は真新しい葉が着き綺麗だが、秋には落葉樹なので枯葉の掃除が大変だろうな、と考えてぶらぶら歩いているうちに体育館に着いた。
最終戦は、リーグ1位、2位を決める両チームの対戦となった。結果は自力の勝る平成国際大学が2-0で相模女子大に勝利。平成国際大学は、自動的に5部に昇格し、2位の相模女子大は5部の下位チームとの入れ替え戦に望む。
ゲームの観戦は、コート脇でできた。試合前に平成国際大学のユニフォームを着ている女子学生が2名、私の元に挨拶に来た。昨年2月まで2年間、時折アドバイザーを務めていた日本航空高校のOG達であった。大学生になり、体つきが少しふっくらとしてきたようだ。試合後には、相模女子大学のメンバーが挨拶に来た。少し、辛口でアドバイスして、最後はサーブレシーブを誉めてあげた。
相模女子大学バレー部は学業での指定校推薦制度はあるもののスポーツ推薦制度はない。今年度も高校時代に上のレベルでのバレー経験者は入部してこなかった。全国で公立高校の推薦入学制度が廃止されてきている。私の持論は、生徒を「学業成績」という一つの物差しで計り入学させることだけでなく、学芸、文化、スポーツ、社会貢献などで一芸に秀でた人物も推薦で入学させることが必要と考えている。学業だけで秀でた金太郎飴のような同質の人間集団の中だけでなく、異質な分野の秀でた人物と交わることが豊かな発想につながる。大学でも、いわんや私立大学は国公立の大学とは違う個性的な面を持つべきと考える。
飯塚監督という得がたい指導者を有する相模女子大学が推薦制度を設けても、特待制度までは監督も要求していない。学生には授業料を納めていただくのであるから大学側は利益こそ上がれ、損にはならない。名将飯塚監督から指導を受けたいという卒業を控えた高校生は大勢いると思うのであるが・・・。

2012年5月7日月曜日

Friday,May 4th,2012 連休は風薫る実家で


連休終盤は、家内の実家で過ごした。連休中盤は集中豪雨で東北の被災地、観光地は打撃を受けた。神様は冷たい。
実家は千葉県旭市にある。私が通常住んでいる船橋市から高速道路を使って車で1時半で着く。ここ旭市も海沿いの家屋は昨年の3.11の地震と津波で被害を受けた。津波で死者も出た。千葉県協会の役員仲間の親族にも亡くなった方がいる。実家は、陸側にあったので、津波の被害を受けなかった。

一泊二日であったが、実家で私でなければできないような力仕事を手伝い、80歳を半ば過ぎた父母から感謝された。たいした力仕事ではないが、心地よい疲れに五月晴れの中のさわやかな薫風が肌に心地よい。車の往来はほとんどなく、竹林の笹の木々の葉が触れ合って奏でるささやかな音色を楽しんだ。3月の終わりから鳴きはじめた鶯の泣き声もまだ元気だ。

田舎は実にいい!
(画像は、実家の正面。古い家だが、地震にも耐えた。門柱から入ると白いツツジの花が目に痛い。外に出ると至るところに田んぼがある。田植えも終えて、農家はこれからの自然気象の中で稲の生育を見守っていく)

2012年5月3日木曜日

Wednesday,May 2nd,2012 市川市ママあおば練習試合

あおばさんの練習にいけるのも今月は今日と来週の2回しかないであろう。今日は、英会話教室がゴールデンweekのためお休みになったので、行けるようになった。相手は、お隣の松戸市のチーム。
サーブは2回打てる。両チームとも2回目のサーブ(セカンド・サーブ)がエンドラインを越えてアウトになるケースが多い。ボールの影響のようだ。最近のボールは良く変化したり、良く伸びたりする。今夜のボールはM社のnewボールで、良く伸びていく。
ここで、コーチの出番である。ボールを良くコントロールしてセカンドサーブを打ちなさい、では良い指導者とはいえない。具体的にコーチすることである。つまり「今夜のボールは良く伸びるボールなので、セカンドサーブは、ハーフ(中衛)のおでこを狙って打つと、バック(後衛)の人との間に落ちるので効果的ですよ」とターゲット(的)を明確に指示する。それ以降は、セカンドサーブをミスすることはなくなった。
それにしても、ママさんのゲームのルールには、2種類ある。日本バレーボール協会制定の9人制ルールと全国ママさん連盟制定のガイドラインだ。チームによっては、市内の大会では9人制のルールで、県大会ではガイドラインで、という地域がまだまだ多い。現場の愛好者のママさんたちや審判員は困り果てている。何とか統一できないものか、現場の愛好者目線で関係者は協議していただきたい。

Tuesday,May 1st,2012 我がソフトバレークラブ

春の交流大会シーズンを終えて、先週からテーマ練習に取り組んでいる。今月のテーマは「フェイントに対するレシーブ力の向上」である。まず、転ぶこと、床に身体を接することに慣れることから始めた。柔道で言えば、受身からということになる。転がってレシーブすることが決して良いレシーブとはいえない。転がらずとも立ってレシーブできたほうが良い。しかし、転び方を知っていることで、思い切って突っ込んでいくことができる。転び方や滑り込みを覚えることは、安全なレシーブを行う上で身に着けておくべき大事な技術である。
初めに、床に両脚を広げて腰を着ける。ストレッチの開脚体前屈のような姿勢をとり、片脚を股関のほうに曲げる。そして、膝を曲げた方向に上体を倒していく。このときに、例えば、右方向に上体を倒す場合、左手を右腰の右方向にクッション役として床に手を付いてから、伸ばした右手でフェイントボールを上げる。ソフトバレーの場合、上げるほうの手の形はパーの形で広げるほうがレシーブが安定する。
 二人一組でパートナーを作り、コーチ役のボールを投げる人とレシーブする人との役割を分ける。最初は、コーチはボールを投げずに、床に転がして、レシーバーは床に腰を着けている姿勢からボールが転がされている方向に上体を倒して行き、ボールをすくい上げるようにしてコーチに返球する。次に、コーチ役はボールを近距離から低く投げて同様にレシーブさせる。左右10回繰り返したら交代。立った姿勢から行うのは次回から。
このようなトレーニングを「コーディネーション・トレーニング」(調整・バランス・リズム・タイミング)という。基本技術トレーニングの前提、前段階のトレーニングである。従って、体操のマット運動のようなものは、立派な「コーディネーション・トレーニング」である。横転、前転、後転、更には倒立前転、飛び込み前転、後転倒立、倒立ブリッジ、ブリッジ歩行などは幼児期から行っておくと日常生活からスポーツの現場でも、とっさの対応が容易くできるようになる。
高齢者においても、横転の技術を身に付けていれば、路上でのつまづきによる転倒でも身を守ることができる。前のめりに転倒すると、顔面を殴打して鼻の変形、前歯の損傷という大事にいたることが多い。とっさに横転できれば、手首の靭帯損傷と腰骨の打ち身程度ですむ場合が多い。日頃からソフトバレーをやって床に身体を接触させている中高年は骨も丈夫だ。
 昨年、不覚にも酩酊(めいてい:酔っ払っていたということ)して千鳥足で帰宅した。自宅まであと10mのとこで舗装状態の悪い歩行者用道路上で前のめりでつまづいてしまった。ところが、体は自然に反応して軽やかにふわっと前転して起き上がった。他に歩行者がいれば拍手があったかもしれない。惜しいことをした。これなども、日頃の「コーディネーション・トレーニング」とソフトバレー実践活動のお陰である。ありがたや、ありがたや・・・。
(画像は、先日USAから取り寄せた書籍に丁度良い絵があったので、参考にさせていただいた。まずはここからスタートして、次に立った姿勢から大きく踏み込んで、そして助走を付けて、と段階を踏んでゆけばすぐにできる。 )

2012年5月1日火曜日

4/30(月) 結城市にて審判研修会開催

  今年で5年目になるであろうか?茨城県県西地区ソフトバレーボール連盟会長の望月さんが毎年開催してくれる「2012年度 県西地区審判研修会」に足を運んだ。
会場は、かなくぼ体育館。午前中は2012年度競技規則の修正点を一つ一つ細かく紹介した。現在のルールブックの中の文言(字句、表現)の中には、愛好者にとって、まだまだ理解しづらいものがある。日本バレーボール協会審判規則委員会規則部にとって、分かり易い表現とは、中学生が理解できるレベルのものと規定している。私が委員長に就任してから、主語、述語、目的語を明確化にし、更に文章だけでは理解しづらいところは図解を加えることで理解の促進を行ってきた。私自身たいしたことはやってこなかったが、愛好者の視点を持ってルールブックの編集に携わってきた。
   その後、グルーピングして各グループで質問をまとめていただき、私が回答するスタイルでQ&Aを行った。教室スタイルで「質問はないですか?」と言っても、皆の前で質問するのは勇気がいるものだ。グループで、まずQを討議することで自分たちで解決できることは結構あるものだ。全体でAがバラバラでまとまらないQを取り上げて質問していただいた。きょう、一番多かった質問は、ブロックに関連したものであった。
午後は、実戦形式で行った。人数も12名であったので、全員が審判・副審を行った。全員、県連盟審判長の冨島さんの日頃の指導が行き届いて、主審の吹笛(すいてき)に関しては、合格点であった。素晴らしい!副審の任務に関しては、日頃の活動で慣れていないこともあり経験不足を感じた。
   今後の自クラブでの試合形式での練習において、副審も付けて行うことを提案した。ちなみに、我がクラブでは、ラインジャッジ(線審)もフラッグ(旗)を持って試合形式での練習を行っている。日頃の習慣が大事である。
   夕方から、懇親会を開いていただいた。この時が、今度は私にとって教わる番だ。地域の実情をこの機会に教えていただく。時々は、話が脱線するが、楽しいひと時だ。