2015年8月31日月曜日

30,Aug.2015  FIVB Women's World Cup in Japan - Day 6

ワールドカップ女子も、いよいよ佳境に入ってきました。

明日の2試合の結果でトップ2争いが複雑になるかも知れません。また脱落するチームが出てくるかもしれません。その2試合とは、  ロシア - セルビア、そして 日本 - 韓国の試合です。

各チームとも、2週目に入り疲労が出てくる頃です。余裕のあるチームは、対戦相手によっては主力選手を休ませて後半戦に備えています。

2015年8月29日土曜日

28,Aug.2015 1963年8月28日マーチン・ルーサー牧師のスピーチと現実

アパートメントでは、TVをよく観ます。

日本からの番組のNHKプレミアムも観ています。特に、朝ドラと日曜の大河ドラマ、そしてNHKスペシャルを観ます。ニュースは、CNN(Cable News  Network:アメリカ合衆国のニュース専門放送局)を英語の学習を兼ねて観ています。自分が話せる言葉は聞き取れますが、自分が普段会話で使っていない言葉は聞き取れません。

そのCNNで昨日、問題行動のため2013年にバージニア(Virginia)州のテレビ局WDBJを解雇された黒人の容疑者が、テレビの生中継中だったWDBJの記者とカメラマンを殺害しました。

そして、きょうは、52年前の1963年8月28日にマーティン・ルーサー牧師(翌年、ノーベル平和賞授与)が人種差別の撤廃をリンカーン記念堂の前で訴えた日でもあります。彼は、非暴力抵抗運動を訴えました。昨日の事件は暴力の中でも最悪の銃を用いての殺人という最悪の手段が用いられました。

(”I have a dream”の簡潔で印象的なスピーチは、ケネディの大統領就任演説と並んで有名です。私も最近、ルーサー牧師の演説を暗唱しようと毎日少しずつ口ずさんでいます)

 
報道のあと、私の脳裏では、ルーサー牧師の非暴力を訴えるスピーチの理想と銃社会が未だに存在しているアメリカの現実が渦巻きました。アメリカは、どれだけの市民が死ねば、銃の規制をするようになるのでしょうか。

毎朝30分程度ですが、フィリピンの英語の先生とSkypeで会話をしています。今朝は、この件、そして地中海を小さなボートで渡る危険を冒してでも欧州に向かう移民、難民のことを話し合いました。
移民は貧困から抜け出そうと新天地を求める人たち、難民は戦禍を逃れてくる人たちのことです。

彼等は、1人10数万円のお金を密航業者に支払います。密航業者は小さな船に規定以上の人間を乗せます。小舟が転覆したり遭難することは良くあるそうです。渡航はリスクが多く、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば今年だけで2500人以上が死亡しているということです。

今週初めにオーストリア国境近くで発見されたトラックに70数名の遺体が置き去りにされていた事件も被害者は難民です。仲介に入っている斡旋業者がこの事件に関与している疑いがあります。

最近の欧州、特に難民が一番目指している豊かな国の1つであるドイツではネオナチなどが難民の受け入れに反対を表明し、寛容ではなくなってきているようです。

難民受け入れ問題は、もはや一国だけの問題ではなくEU全体の課題になってきています。

2015年8月28日金曜日

27,Aug.2015  FIVB Women's World Cup in Japan - Day5

今夜の相手のドミニカは共和国は、近年急速に強化を進めている国です。

ドミニカ共和国は、北中米でも、今やUSAに次ぐ強国になっています。次世代の若手の育成も着々と進めています。2大会ぶりの出場となった2012年のロンドンオリンピックでは、初めて準々決勝に進出し、5位入賞を果たしました。昨年の世界選手権大会でも、過去最高の5位という成績を上げました。予選では、欧州のイタリアにも勝利、中国には敗退しましたがフルセットの激戦でした。
(日本は最年少19歳の古賀がン本チーム内では19点のトップスコアを挙げました)

今夜の結果は、ドミニカ共和国 - 日本 2 - 3 (18-25, 25-20, 32-30, 15-25, 13-15)で辛勝でした。この試合がアウェイ(他国での開催)であったら、どうなっていたか。

日本女子は、来週から厳しい試合が続きます。これまでのところ、ロシア、USA、セルビアの3国が安定しています。続くのが若い中国、そして開催国の日本です。

日本は、高さのある国への対策がまだ十分にできていないようです。発想を転換する時期です。


08月31日(月) 19:20 日本 - 韓国
09月01日(火) 19:20 日本 - セルビア
09月05日(土) 19:20 日本 - アメリカ
09月06日(日) 19:20 日本 - 中国

<順位/第5日>

5-0 14 15/02 ロシア
4-1 13 14/03 アメリカ
4-1 12 14/05 日本
4-1 12 12/05 中国
4-1 11 13/05 セルビア
3-2 10 11/08 ドミニカ共和国
2-3 06 07/09 韓国
2-3 06 07/09 アルゼンチン
1-4 03 03/12 ペルー
1-4 03 04/13 キューバ
0-5 00 01/15 ケニア
0-5 00 00/15 アルジェリア

2015年8月25日火曜日

24,Aug.2015  FIVB Women's World Cup in Japan - Day3

第3日目のキューバ戦は、圧勝でした。日本は中心選手を休ませて若手を中心に戦っていました。
(日本チーム個人最高の点数19点を挙げた古賀のスパイク。日本女子期待の若手の1人です)

上位が絞られてきたようです。ロシア、日本、アメリカ、韓国、中国、セルビアの6ヵ国です。

最近精彩のない全日本女子のメンバーを改めてみて、江畑の名前のないことに今さらながら気づきました。調べてみました。彼女は、5月31日(日)に行われた「モントルーバレーマスターズ2015」決勝戦(対トルコ)において、右足首を負傷していたのです。彼女は、その後のブラジル遠征にも参加せず、検査のために日本に帰国しました。検査結果について、協会からの発表はまだありません。そして今回のワールドカップの選手リストには載りませんでした。

期待の高校2年生の宮部も負傷で出場していません。更には、177㎝のセッター宮下もスタメンには入っていません。名リベロ佐野の引退後、彼女を引き継ぐリベロも育っていません。唯一明るい話題は19歳の古賀(NEC)が溌剌とプレーしていることです。

今回のワールドカップは日本女子にとって厳しい戦いになりそうです。


<順位/第3日>

3-0 8 9/2 ロシア
2-1 7 8/3 日本
2-1 7 8/3 アメリカ
2-1 6 6/3 韓国
2-1 6 6/4 中国
2-1 6 6/4 ドミニカ共和国
2-1 5 7/5 セルビア
1-2 3 4/6 アルゼンチン
1-2 3 3/6 ペルー
1-2 3 3/7 キューバ
0-3 0 1/9 ケニア
0-3 0 0/9 アルジェリア

2015年8月24日月曜日

23,Aug.2015  FIVB Women's World Cup in Japan - Day 2

第2戦のロシア戦。前半の山場のこの試合で日本は2-3で痛い黒星を喫しました。

(スパイカーは、両チームを通じて個人最多得点の34点を挙げたTatiana Kosheleva タチアナ・コシェレワ191cm)
日本 - ロシア 2 - 3 (25-12, 18-25, 21-25, 25-23, 13-15)

日本のサーブは、確かにロシアのレシーブを崩しました(日本のサービスエース7本、ロシアは1本のみ)。しかし、それでもロシアの高さを生かした攻撃力とブロック力は強力でsいた(ロシアの得点14に対して日本は5本)。

本日は、もう一つ注目のカードがありました。USA vs セルビアです。試合の模様は、WEB・TVのライブ中継で見ました。そして、セルビアが3-2で勝利しまし。点数上で一番活躍したのはTijana Boškovićテイアナ・ボシュコビッチ193cmで、23点をスパイクだけでなくブロック、サーブとまんべんなく挙げました。まだ18歳です。しかも左利きでポジションは、オポジット。彼女は、16歳でナショナルチームに入り、昨年の欧州ジュニア選手権大会では優勝しMVP(最優秀選手)にも選ばれました。そして、昨年末からスタメンに選ばれました。

セルビアと日本は、来週の月曜日に対戦します。私の見たところ、セルビアはロシアよりも手ごわそうです。

明日の大一番は、USAと中国です。

日本バレーボール界としては、中国に勝利して欲しいところです。理由は、中国がこの大会でリオ・オリンピックの代表権を獲得すれば、日本としては最悪、この大会で2位以内でなくとも、この後のオリンピック・アジア最終予選に中国が出場してこないからです。アジアでの最強のライバルが1国減ります。

もし、USAが勝利すれば・・・。・・・2日目から、こんな予想はやめましょう。どうなるかわからない、スポーツは勝ったチームが強いわけです。一戦一戦死力を尽くして闘うことです。負けるかも知れない、という恐怖心に打ち克つことです。



<順位/第2日>

2-0 6 6/1 中国
2-0 5 6/2 ロシア
1-1 4 5/3 日本
1-1 4 5/3 アメリカ
1-1 3 3/3 ペルー
1-1 3 3/3 韓国
1-1 3 3/3 ドミニカ共和国
1-1 3 3/3 アルゼンチン
1-1 3 3/4 キューバ
1-1 2 4/5 セルビア
0-2 0 1/6 ケニア
0-2 0 0/6 アルジェリア

2015年8月23日日曜日

22,Aug.2015  FIVB Women's World Cup in Japan 2015 - Day 1

本日、女子ワールドカップが東京そして長野で開幕しました。

出場12か国は1回戦総当たり(ラウンド・ロビン・トーナメント)を行います。各チームが11日間11試合行います。そして上位2ヵ国が、来年開催されるRio 2016 Olympic Gamesへの出場権を得ます。前回の大会では上位3ヵ国に出場権が与えられていましたが、今回から2ヵ国に変更されました。

 
開幕戦での結果は以下の通りです。本日の見どころは、中国とセルビア戦でした。結果は、1セット目をセルビアが取りましたが、その後は落ち着いた試合運びで3-1で中国が逆転勝利しました。
(中国の若きエースZhu Ting シュティ[20歳、195cm]が24点を挙げる大活躍。最高到達点327cmのジャンプ力を生かして、時には平均身長190cmのセルビアのブロックの上からスパイクをたたき込む。セルビアは、昨年久光製薬でプレーしたミハイロビッチ190cmがスパイク・コースを上手く打ち分けていたのが印象的であった)

今回の大会は、3ヵ国が中心になって戦いが繰り広げられます。まずは、昨年の世界選手権大会で初優勝したUSA。金メダリストでもあるカーチキライがコーチそして監督に就任してからチームが進化しています。続くのが、世界三冠獲得選手でもあるJenny Lang Ping ランピン(郎平)監督率いる世界選手権大会準優勝の中国です。そして、開催国の日本です。

日本が上位2ヵ国に入るためには、最低条件として9月5日のUSA戦を行うまで全勝で行かねばなりません。途中の試合で1敗でもすると、3位から5位に陥落する恐れもあります。勝ち点も重要ですので、3-1、3-0で勝つことも要求されます。

途中の試合で注意しなければならない対戦国は、ロシア、韓国、セルビアの3ヵ国です。そして、明日、まずロシアと対戦します。

カンボジアにいる私は、行きつけの居酒屋さんに入って、TVで日本を応援します。日本のTV番組は、今や世界のどこでも見れます。但し、民放は有料です。個人でそのシステムを購入すると年間6万円ほどかかるので、そのシステムを設置している日本居酒屋さんに明日の夕方は駆け込みます。

TV試合観戦は、ライブで毎日2試合だけですが、FIVBのホームページ(下のhttp://)からも見れます。日本のフジTVは日本がらみの試合ばかりですので、本当にバレーボールが好きなファンにとっては日本戦以外のチームの試合も見たいものです。深夜でもよいので、ダイジェスト版を流すような配慮(契約)をしていただくとありがたいのですが。

http://worldcup.2015.women.fivb.com/en/watchlive

大会第3日の月曜日には、今回の優勝候補同士のUSAと中国がさっそく激突します。その模様はFIVBがライブで放映してくれます。


<順位/第1日>

下の順位の見方は、左から勝敗、勝ち点、得失セット、国名となっています。


1-0 3 3/0 ペルー
1-0 3 3/0 日本
1-0 3 3/0 ロシア
1-0 3 3/0 アメリカ
1-0 3 3/1 中国
1-0 3 3/1 キューバ
0-1 0 1/3 ケニア
0-1 0 1/3 セルビア
0-1 0 0/3 韓国
0-1 0 0/3 ドミニカ共和国
0-1 0 0/3 アルゼンチン
0-1 0 0/3 アルジェリア
※12チームによる1回戦総当たりリーグ戦

<日本の試合日程>

【東京大会/代々木競技場第一体育館】
08月22日(土) 19:20 日本 - アルゼンチン
08月23日(日) 19:20 日本 - ロシア
08月24日(月) 19:20 日本 - キューバ
08月26日(水) 19:20 日本 - ケニア
08月27日(木) 19:20 日本 - ドミニカ共和国

【仙台大会/仙台市体育館】
08月30日(日) 19:20 日本 - ペルー
08月31日(月) 19:20 日本 - 韓国
09月01日(火) 19:20 日本 - セルビア

【名古屋大会/日本ガイシホール】
09月04日(金) 19:20 日本 - アルジェリア
09月05日(土) 19:20 日本 - アメリカ
09月06日(日) 19:20 日本 - 中国

2015年8月19日水曜日

19,Aug.2015  プノンペンに戻ってきました

昨夜10:50(日本時間で0:50)にプノンペン国際空港に着きました。

日本に一時帰国の時は、プノンペンを深夜に発って早朝にソウル・仁川空港経由(トランジット)で昼前に成田空港に着きました。戻りは、昨日の昼過ぎに成田を出て、仁川経由してきました。

深夜にアパートメントに着いたせいか、機内でウトウトしていたせいか、なかなか寝付かれませんでした。そこで、眠くなるまで日本で大量に仕入れてきた日本食料品や練習着をスーツケースの中から出して、棚に入れる整理を始めました。ひととおり終えたら1時を回っていました。

たかだか2時間の時差ですが、慣れるまで2日ほどかかります。地球の反対側から移動して仕事やゲームを行う人たちは、時差ボケをどのようにして調整しているのでしょうか。世界を相手にして戦うことは、実力だけでなく、時差ボケとも戦わなくてはなりません。

来月末に、タイのバンコクで開催されるFIVBコーチコース(レベルⅢ)に出席する予定ですが、2日前にバンコク市内で起きた爆弾テロが気になります。日本人も1名巻き添えで怪我をして、病院に運ばれました。 

17,Aug.2015   FIVB Volleyball Girls’ U18 World Championship (日本9位)

08月07日(金)~08月16日(日)に ペルー・リマで開催されていた 第14回世界ユース女子バレーボール選手権大会(U-18)が終了しました。

日本は、昨年のアジア選手権大会(予選)では優勝しています。ただし、大黒柱の宮部は全日本女子のほうに行っていますので、この大会には出ていません。また、予選リーグは、優勝したイタリア、4位のトルコと同じグループに入り大変厳しいゲームでした。前回第3位のブラジルも同じグループでした。そのブラジルは順位決定戦で今回2位のアメリカと当たって敗退し11位でした。

日本の実力は、4位から8位であったと思います。私見ですが、高校2年生の宮部にとっては、今の時期、世界ユースで同じ年代の中で鍛えたほうが良かったのではと思っています。


<最終順位> (前回2013)
1位 (10) イタリア ※初優勝
2位 (2) アメリカ
3位 (1) 中国
4位 (9) トルコ
5位 (6) セルビア
6位 (–) ドイツ
7位 (–) ロシア
8位 (7) ポーランド
9位 (5) 日本
10位 (17) アルゼンチン
11位 (3) ブラジル
12位 (–) ベルギー
13位 (–) 韓国
14位 (15) エジプト
15位 (18) メキシコ
16位 (4) ペルー
17位 (8) ドミニカ共和国
18位 (16) タイ
19位 (11) チャイニーズタイペイ
20位 (–) キューバ

2015年8月16日日曜日

15,aug.2015  近況

ただ今、日本にいます。

そして、家内の実家に帰省しています。千葉県の銚子に近い田舎ですので、インターネットが接続する場所がなく、数日経ってしまいました。

日本の家屋は畳があっていいですね。畳の上で、大の字になって、蝉の声を聴いていると時間が止まったようです。

今晩は、船橋市の我が家に戻ってきました。家族は、まだ家内の実家にいます。3日後にプノンペン市に戻ります。

2015年8月11日火曜日

09,Aug.2015   第18回アジア男子バレー選手権最終順位(日本優勝)

全日本男子が、好成績を上げてくれました。嬉しい限りです。

イランに勝ったのは、5年ぶりだと思います。会場がイランの首都テヘランで勝利したことも高く評価されます。永遠に強いチームというのは存在しない、という当たり前のことに気づかされました。

今回の勝利の背景には、新たに全日本男子に加わった新たなコーチの加入があります。イラン出身のアーマツ・マサジェディ(アマド)アドバイザーコーチが新たに加わりました。アマドコーチは、ジュリオ・ベラスコ現アルゼンチン代表監督が、イランの指揮を執り急成長させた時期に、2年間コーチとしてその手腕を学んだ人物です。アマドさんの奥様は、実は、日本人です。従って、彼は英語の他に日本語もできます。そして、彼を全日本に紹介したのは、FIVBインストラクターであった私の友人です。その友人は、3月6日に52歳で急逝しました。

  ベラスコ仕込みのアマドコーチの指導は、当初、選手達には戸惑いがありましたが、良いものは良いということで、新しいことに意欲的に取り組んできました。監督の南部さんは、世界のトップチームから日本はまだまだ学ばなければならないと考えています。彼のそのような謙虚な姿勢は、全日本男子バレーを、確実に成長させています。

(今回、急成長を遂げ4位に入ったカタールのブロックに挑む清水)

日本は、この後、直ぐにイタリア遠征、ポーランド国際大会と移動していきます。世界のトップチームと戦いを繰り返すことで、欧州スタイルのバレーボールにも慣れてきます。今後の進化した全日本男子に注目です。

1-2位 イラン - 日本 1 - 3 (17-25, 22-25, 25-18, 22-25)
3-4位 中国 - カタール 3 - 2 (25-23, 25-19, 21-25, 24-26, 15-9) 
  <最終順位> (前回2013)
1位 (4) 日本 ※3大会ぶり8度目の優勝
2位 (1) イラン
3位 (3) 中国
4位 (11) カタール
5位 (5) オーストラリア
6位 (9) チャイニーズタイペイ
7位 (2) 韓国
8位 (6) タイ
9位 (10) カザフスタン
10位 (–) パキスタン
11位 (7) インド
12位 (12) バーレーン
13位 (15) スリランカ
14位 (17) クウェート
15位 (19) オマーン
16位 (–) トルクメニスタン

<個人賞>
ベストアウトサイドスパイカー1: Fayazi Damnabi Purya (イラン)
ベストアウトサイドスパイカー2: Zarini Hamzeh (イラン)
ベストミドルブロッカー1: Zhang Zhejia (中国)
ベストミドルブロッカー2: Sharifat Mostafa (イラン)
ベストオポジットスパイカー: Pirout Pour Farhad (イラン)
ベストセッター: 深津 英臣 (日本)
ベストリベロ: 酒井 大祐 (日本)
MVP: 清水 邦広 (日本)

<歴代優勝チーム>
第01回(1975): 日本
第02回(1979): 中国、日本3位
第03回(1983): 日本
第04回(1987): 日本
第05回(1989): 韓国、日本2位
第06回(1991): 日本
第07回(1993): 韓国、日本3位
第08回(1995): 日本
第09回(1997): 中国、日本2位
第10回(1999): 中国、日本4位
第11回(2001): 韓国、日本3位
第12回(2003): 韓国、日本6位
第13回(2005): 日本
第14回(2007): オーストラリア、日本2位
第15回(2009): 日本
第16回(2011): イラン、日本5位
第17回(2013): イラン、日本4位
第18回(2015): 日本

2015年8月8日土曜日

08,Aug.2015  第18回アジア男子バレーボール選手権大会2015 準決勝

7月31日(金)からイランのテヘランで繰り広げられているアジア男子バレーボール選手権大会も準決勝まで来ました。

気になるのは、やはり日本男子のことです。

一昨日のAグループ1位の韓国とBグループで4位と最下位になった日本との試合は、大変気になっていました。なにせ、韓国(世界ランク16位)が、あの強いイラン(世界ランク10位)を破って進出してきたのです。日本が、韓国に負ければ、5位~8位グループに回ります。

アジアで指導している私のような日本人コーチにとって、同じアジアでの国際大会において母国の活躍は、間接的に私への期待にもつながってきます。全日本がアジアで公式試合をやる場合は、最悪でも決勝戦に残って欲しい、というのが偽らざる私の願いです。

そして、結果は、・・・日本(世界ランク21位)の辛勝でした。

韓国 - 日本 2 - 3 (23-25, 16-25, 25-20, 25-15, 13-15)

この試合では、オポジットの清水が 20点, レフトスパイカーの柳田が23点と際立って頑張りました。これで、日本は、翌日の準決勝は、カタールと対戦することになりました。

そして、昨日、準決勝戦が行われました。日本はカタールに1セット取られましたが、3-1で振り切って決勝に進みました。
(今夜対戦するアジアのチャンピオン、イランチーム)

きょうの決勝は、中国に勝って出てきたイランです。昨年のアジア競技大会の決勝では、日本はイランに敗退して準優勝でした。強いチームはいつまでも強い訳ではありません。勝ったチームが強いチームです。頑張ろう、全日本男子バレー。頑張ろう、南部監督。

 1-4位 日本 - カタール 3 - 1 (22-25, 25-23, 25-17, 25-23)

07,Aug.2015    1年ぶり、世田谷区のママさん教室に

東京都世田谷区には、ママさんバレーボールチームが100チーム以上あります。

登録しているチーム数だけでも、110チーム以上あります。今日の午前中は、小田急線成城学園駅からバスで15分のところにある大蔵第二体育館に行ってきました。

毎週金曜日の午前中は、区のママさん連盟が主催の教室を開催しています。カンボジアに来るまで、私も年に1,2回講師を依頼されていました。教室の受講生の方々は、登録しているチームの代表者がほとんどです。年齢も20歳代から70歳代まで幅広いのが特徴です。

教室が終わって、代表者の金当さん他、幹部クラスの方達と昼食を頂きました。世界で類のない日本のママさんバレーボール。日本のバレーボールの基盤は、実は、ママさんバレーそして来週から東京で全国大会が始まる小学生バレーです。バレーボールの先人の方々が我々に残してくれた大事な資産です。

私が帰る時に、カンボジアの人達にと、皆様方からお土産を頂きました。有難いことです。

2015年8月7日金曜日

06,Aug.2015 インターハイ男子バレーボール決勝

東京代表の駿台学園とは少し関係を持っています。

 27年前になります。年号が昭和から平成に代わった年ですので良く覚えています。時の官房長官の小渕さんが「平成」の二文字をTVカメラの前に出していたのが、何度も繰り返されました。その様子を、駿台学園のすぐ近くにある北区王子警察署道路向かい側のすっぽん料理屋に私は男子バレー部の監督と一緒にいました。

その翌年、男子バレーボール部は、春高バレーに初出場を成し遂げました。監督とは3年間だけでしたが、親しくお付き合いさせていただきました。その後、女子バレーボール部も全国に出場するようになりました。

その駿台学園がきょうは決勝に残ったという知らせを父兄の1人から連絡いただきました。実は、その父兄というのは、青年海外協力隊時代の私の後輩でして、彼の息子さんが、チームのエースなのです。そして彼のお嬢さんも1年生ながらも、今年のインターハイで決勝まで残って優勝したのです。そうです、九州文化学院のバレー部員です。兄妹揃って、同じ年に同じ体育館のセンターコートの上で決勝戦に出場したなんて非常に稀なことです。

結果は大阪代表の大塚にフルセットの惜敗でした。親子ともども頑張りました。ご両親も男女の試合、10日間続けて応援というのも大変だったでしょう。

最終結果は、下の通りです。

<男子準決勝>
駿台学園(東京) - 開智(和歌山)   2 - 0 (25-22, 28-26) 09:30
大塚(大阪) - 東亜学園(東京)    2 - 1 (21-25, 25-12, 25-20) 09:30

<男子決勝>
大塚(大阪) - 駿台学園(東京)    3 - 2 (25-23, 18-25, 25-23, 22-25, 15-12)

※大塚は6年ぶり2度目の優勝。

<最終結果>
優勝:大塚(大阪)
準優勝:駿台学園(東京)
第3位:東亜学園(東京)
第3位:開智(和歌山)

<ベスト6表彰選手(男子の部)>

1 近藤 海斗   3年 174 大塚高校
2 薬師寺 泰介 3年 181 大塚高校
3 近江 芳樹   3年 190 駿台学園高校
4 村山 豪     2年 190 駿台学園高校
5 武藤 鉄也   3年 191 東亜学園高校
6 堀江 友裕   3年 183 開智高校

2015年8月6日木曜日

05,Aug.2015 日本体育協会公認スポーツ指導員養成講習会(千葉県)

8月3日から6日まで千葉県木更津市木更津高等工業専門学校を会場にして、日体協公認スポーツ指導員(バレーボール)認定講習会開催されています。

私は、本日から明日の検定テストまで、講師として参加しました。本日は、午後3時からの「守備の技術」がテーマで3時間、実技を担当しました。内容は、レセプション、ブロック、ディグです。なるべく基本的な事を丁寧にわかり易く解説しました。

明日は、座学が主で3時間、フォーメーション論を展開します。日本に帰る前に、プノンペンでパワーポイントのプレゼンテーションを70枚作成してきました。なるべく、こちら側が一方的なお話にならないように、受講者の意見もお聞きしながら双方向での講義を進めたいと考えています。

2015年8月5日水曜日

03,Aug.2015  インターハイ男子バレーボール観戦

昨年のインターハイ開催地は、東京でした。東京体育館が会場でした。

 
今年は近畿インターハイということで、バレーボールは大阪府が会場となりました。会場は、舞洲(まいしま)アリーナといって、大阪港近くの海を埋め立てたところにあります。会場に着いて、4コートを使って繰り広げられる試合を夕方まで観戦しました。

世界で、高校生のチームが全国から52チーム集まって、4面のバレーボールコートがとれるような体育館で、しかも冷房が効いている体育館で開催されているなんて、世界のどの国を探しても恐らくないでしょう。

そうそう、前の晩に私が宿泊したホテルのことをお話ししましょう。この時期は、大阪市内のホテルはほとんど満室です。そこで、私はインターネットでホテルを探しました。なるべく安いところを、しかしカプセルでは嫌だなとか条件を付けてスマホで探しました。そして、格安ではなかったのですが、そこそこの金額のホテルを見つけて予約しました。ホテルに行きました。

そのホテルの外観を見て、驚きました!足が止まりました。・・・ここから先は、キーボードに打ち込む指が動きません。皆様方のご想像にお任せします。

02,Aug.2015 成田に着いた。そして・・・

夜の便は、やはり身体に堪えますね。

飛行機に乗って、30分後には夜食が出ましたが、私は食欲よりも眠気が勝っていたので、食事は断って、さっさと寝てしまいました。

そして、明け方近くに起こされて、韓国のソウル市近くの仁川(インチョン)空港で1時間30分ほどトランスファーしました。

トランスファー? 何それ? 

以前は、どこか途中の空港に立ち寄って次の飛行機を待つことを「トランジット」と言いていましたが、正確には「トランスファー」なのです。トランジットとは、燃料を補給するために飛行機が立ち寄ることで、乗客は、手荷物を同じ飛行機に置いたまま、空港内で待ちます。一方「トランスファー」は、飛行機そのものを乗り替えることです。従って、最近の空港内にある表示板は「Transfer」と表記されています。

そうして、11:00に成田空港に着きました。そこから大阪に行くには、夕方の関西空港行きの飛行機に乗るか、東京駅まで移動して新幹線に乗るかです。私は、新幹線を選びました。

新大阪駅に着くまでに、新幹線車両内で大阪市内のホテルをインターネットで予約しました。そして、とんでもないホテルに泊まることになってしまいました。